竹山(株式会社 idea spot 代表取締役):
StarBoard、SHARP、BenQ、そしてMIRAI TOUCH。今回、電子黒板市場を牽引する主要4メーカーの皆様と対談を行いましたが、遠藤さんはどのような感想をお持ちになりましたか?

遠藤(Kokuban BASE 運営責任者):
非常に密度の濃い時間でした。私は長年この業界に携わってきましたが、各社がこれほどまでに異なる設計思想(フィロソフィー)を持っていることに改めて感銘を受けました。 外からは決して見えない、内部に込められた開発の意図は驚くほど明確に分かれていました。

竹山:
それぞれ非常に高い完成度を誇っており、どれを採用しても満足できる価値があることは間違いありません。ただ、自動車に例えるなら、F1マシンのように性能を追求するものもあれば、ファミリーカーのように安心感を重視するものもある。各ブランドの本質を理解した上で導入すると、電子黒板が塾の強みを伸ばす武器として活躍してくれるはずです。

「徹底した合理性」と「引き算の美学」。StarBoardとSHARPの現場ファースト設計

竹山:
教育者として私が特に衝撃を受けたのは、StarBoardの「徹底した合理性」です。

遠藤:
「ホワイトボードアプリ一つですべてを完結させる」という設計ですね。



参照記事

【対談】世界50万台の実績 電子黒板「StarBoard」が選ばれる理由とは?
電子黒板の営業歴20年超のStarboard担当者に迫る
https://kokuban-base.com/columns/starboard-ideaspot-education-talk/


竹山:
はい。多機能化が進む業界において、あえて機能を統合し「授業のスピード」を最優先する姿勢は非常に潔いと感じました。 実際の授業現場では、操作に迷う数秒間が生徒の集中力を削ぐ致命的なノイズとなります。そのノイズを極限まで排除しようとする執念には、現場への深い理解を感じました。

遠藤:
竹山さんは授業のテンポを重視されますから、その点は響きますよね。 私はハードウェアの視点から、SHARPの「引き算の美学」に、国産メーカーとしての矜持を感じました。

竹山:
「あえて盛らない」という決断ですね。



参照記事

【対談】国内最大手SHARPの電子黒板「BIG PAD」が選ばれる理由とは?
SHARPはなぜ機能を減らしたのか。
https://kokuban-base.com/columns/sharp-ideaspot-education-talk/



遠藤:
ええ。17年前の黎明期から市場を支えてきたからこそ、「機能過多は現場の混乱を招く」という実情を熟知されています。だからこそ、ICTに不慣れな先生でも翌日から使えるシンプルさに着地した。これは、技術力があるからこそできる勇気ある決断です。

自由と安心。BenQとMIRAI TOUCHの異なる視点からの価値提案

遠藤:
一方で、BenQのようなグローバルメーカーの「自由度」も魅力的でした。



参照記事

【対談】国内インターナショナルスクールシェアNo.1 Gemini搭載の電子黒板「BenQ Board」が選ばれる理由とは?
https://kokuban-base.com/columns/benq-ideaspot-education-talk/



竹山:
「Teach Your Way(教え方は、もっと自由に)」ですね。あの思想にはワクワクさせられました。 先生が自身の指導スタイルに合わせてアプリを自由に組み合わせ、AI(Gemini)をアシスタントとして活用する。ICTスキルが高い先生や、探究学習を重視する塾にとっては、BenQ Boardは無限の可能性を秘めたプラットフォームになるでしょう。

遠藤:
そして最後に、MIRAI TOUCHの「先回りする優しさ」です。



参照記事

【対談】誕生8年、累計出荷台数70,000台。MIRAI TOUCHが選ばれる理由とは?
「困ってから直す」のではなく、「困らないようにする」設計思想
https://kokuban-base.com/columns/miraitouch-ideaspot-education-talk/



竹山:
天面スピーカーやケーブルの統合、そして翻訳アプリなどですね。 現場が「困った」と声を上げる前に、メーカー側が「ここではこういう問題が起きるはずだ」と予測して手を打っており、導入する方はとにかく安心。

「最適な一台」はスペック比較では決まらない。最後は「触って」判断する

遠藤:
こうして振り返ると、改めて「どの機種が一番優れているか」という問いには答えがないことが分かりますね。

竹山:
その通りです。存在するのは「最高の一台」ではなく、「自校の環境に最も適した一台」です。 最先端の授業を展開したいのか、誰一人取り残さない安心感のある環境を整えたいのか。塾が目指すゴールによって、選ぶべきパートナーは変わります。

遠藤:
だからこそ、カタログスペックの比較だけでなく、実機に触れる体験が不可欠なのだと思います。 電子黒板を使うと何が便利になるのか、授業や働き方がどう変わるのか。電子黒板は触って初めてわかることが非常に多いので、ぜひこの違いを体感していただきたいですね。

竹山:
私たちが「Kokuban BASE」を立ち上げた意義も、まさにそこにあります。 特定のメーカーに偏ることなく、中立的な立場で比較検討できる場所。学習塾関係者の皆様には、ぜひここで実機に触れ、時には厳しい意見も交わしながら納得のいく一台を見つけていただきたいですね。

遠藤:
はい。私たちも教育現場の代弁者として、電子黒板の最適な導入をサポートしていきたいと思います。

【編集後記】

機能(スペック)ではなく、設計思想(フィロソフィー)で選ぶ。 4社との対談を通じて見えてきたのは、電子黒板が単なる「提示機器」の枠を超え、講師たちの頼れる「パートナー」へと進化している姿でした。 あなたの塾の未来を共にするパートナーは、どの一台でしょうか? その答えを、ぜひKokuban BASEで見つけてください。

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