探究学習の発表時など、生徒を含めさまざまな使用者が入れ替わりで電子黒板を使用する場合には、電子黒板本体のGoogleアカウントをその都度切り替えるケースがあります。しかし、そのたびにIDやパスワードを手入力するのは時間がかかり、流れを止めてしまいがちです。
BenQ Boardなら、NFCタグをかざすだけで簡単にAMSアカウント(BenQ Boardのユーザーアカウント)の切り替えができるようになります。AMSアカウントはGoogle アカウントのログインとも連携でき、ユーザーごとに切り替えもスムーズです。今回は、その設定方法と具体的な運用アイデアをまとめました。
BenQ Board導入で授業はどう変わる? 3つのメリット
NFCログインを活用することで、これまでの当たり前だった不便が次のように解消されます。
1.ワンタッチで確実にログイン完了
・ これまで:Googleアカウントを切り替えるために、IDやパスワードを手打ち。一言でいえば、大変面倒でした。もしくは、自身の端末とプロジェクターを有線ケーブルでつなぎ直す。「うまく投影されない」「変換アダプタが足りない」といった接続トラブルの解決も、先生の仕事です。限られた授業時間を、ログインや接続設定だけで数分削られたくないと思っている先生は多いのではないでしょうか。
・ BenQ Boardの電子黒板:改札と同じように“タッチ”するだけでログイン完了。発表者が瞬時に切り替わります。操作のサポートに回る時間を減らし、生徒の発表内容や議論に集中できる時間が増えます。
2.自分専用に最適化された環境がすぐ使える
・ これまで:生徒にプレゼン資料などのデータを事前に共有フォルダへ入れてもらい、先生がそれを一つずつ確認して回る……。そんな「授業前の下準備」が大きな負担でした。
・ BenQ Boardの電子黒板:タッチするだけで、生徒が自分のアカウントで直接ログインできるため、事前のファイル集約は不要です。各々が使い慣れたGoogleドライブやスライドから直接資料を開けるようになり、先生の管理の手間がなくなります。
3.情報が残らない安心感
・ これまで:共有端末に個人アカウントを紐付けるのは、セキュリティ面で非常に慎重になる作業でした。ブラウザにIDが保存されてしまったり、ログアウトが不完全だったりと、共有端末ならではの消し忘れのリスクが常に付きまとっていたからです。
・ BenQ Boardの電子黒板:BenQ Boardなら、ログアウトした瞬間に連携が完全に切断されます。物理的な「鍵」であるNFCタグと連動させることで、プライバシーを確実に保護。安心して次のクラスへ向かうことができます。
活用事例
BenQ Board HPより参照
NFCログインの設定ステップ
ステップ1:NFCタグの情報を読み取る(スマホ操作)
まずは、お手持ちのNFCシールやカードの識別番号(シリアルナンバー)を確認します。
1.スマホアプリ「NFC Tools」などをダウンロードします。
2.アプリの「読む」セクションを選択し、タグをスマホにかざします。
3.表示された「シリアルナンバー」をコピーします。
ステップ2:BenQ AMS(管理サイト)への登録
次に、読み取った番号を自分のアカウントに紐付けます。
1.PCから管理サイト「BenQ AMS」にログインします。
2.アカウント設定からNFCカード番号の入力欄を開きます。
3.コピーした番号を貼り付けます。
【ポイント】 番号に含まれる「:(コロン)」は削除して入力してください。
ステップ3:BenQ Boardへログイン
1.登録したタグを、BenQ Board前面のセンサーにかざします。
2.初回のみGoogleアカウントの連携設定を行えば、次回からはかざすだけで瞬時にあなたのアカウントへ切り替わります。今後は、アカウント終了時の状態で開くことができます。
運用のアドバイス:もっと便利に使いこなすために
タグの保管と活用アイデア
NFCシール/カードは非常に薄くコンパクトなため、工夫次第で活用の幅が広がります。
・ 職員証や生徒証の裏に貼る:首から下げたシール/カードをかざすだけでログイン。
・ スマホカバーに貼る:スマホカバーにシールを貼る
・学生証の活用:学生証にNFCが内蔵されている場合、そのまま利活用できる可能性があります。
注意点とトラブル対策
・ 確認を忘れずに:NFCの規格によっては、シリアルナンバーを取得できないものもあります。導入前に確認を行うのがスムーズです。
・ 紛失時の対応:万が一NFCを失くしても、管理サイトから新しい番号を登録し直すことで、切り替えが可能です。
※Kokuban BASEからご購入のお客様は、最適なタグの選定について担当スタッフがサポートいたします。
まとめ
セキュリティと利便性は相反するものと思われがちですが、BenQ BoardのNFCログインなら、その両立が可能です。
特に、生徒が主体となって次々と発表を行う「探究学習」の授業では、このスムーズな切り替えが授業の質を劇的に向上させます。先生や生徒の貴重な時間を守り、より深い学びに集中できる環境を整えるために、ぜひNFCタッチを活用してみてください。